禁断の恋！妹が兄の彼女に嫉妬して起こる事件

ある家族の話なんだけどね、お兄ちゃんには毎週土曜日に会いに来る彼女がいたんだ。妹は最初、彼女が兄に会うのを楽しみにしてたんだけど、次第にそれが妬み混じりになってったのさ。

彼女が来るたびに兄が楽しそうに話し、笑う姿を見て、妹は心の奥で何かがチクチクする感じがしてきたんだ。それがいつからか、彼女が来る週末が嫌でたまらなくなった。それがあるとき、何気なく兄の彼女のバッグを見つけて、ついイタズラしたくなっちゃったの。

妹は彼女のバッグの中に兄が気に入ってる音楽のCDを忍び込ませて、そのまま放置したんだ。彼女が帰る時に、兄がそのCDを探し始めて、案の定どこにもない状態になってさ。で、妹はその様子を見て内心ほくそ笑んでたんだけど、兄は家中を探し回って怒ってた。

数日後、妹が何気なく兄の部屋に入ったとき、そこに彼女の姿が立ってたんだ。夕方の薄暗い部屋の中、彼女は鏡の前でこちらを見つめていた。その目はまるで妹の嫉妬やイタズラを見透かしているような、鋭い視線を放ってた。焦って兄の部屋を飛び出すと、リビングから兄が「妹よ、彼女来てたか？」って言ってくるんだ。

妹は振り向いて「いないよ」って答えたけど、背筋が冷たくなるのを感じたんだ。だってその時、彼女は兄の家に来る途中で車の事故に遭って、まだ病院だって話を聞いちゃったんだ。あの部屋で見た彼女は一体…？ってね。妹はそれ以来、彼女のことを気にするのをやめたんだけど、ときどき鏡を見るたびに、あの鋭い視線がよみがえるような気がして、夜は布団を頭からかぶって寝るようになったんだって。でも、それで終わらなかったんだよ。

妹はなんとか日常を取り戻そうとしたけど、夜になると妙なことが起き始めたんだ。真夜中、寝ていると部屋の隅から微かに名前を呼ぶ声が聞こえるんだよ。「○○ちゃん…」って、彼女の声が響くんだ。最初は夢だって思い込もうとしたけど、あまりに現実的でさ。怖くなって電気をつけるけど、もちろん誰もいないっていうね。そして、ある日の夜、とうとう声が近づいてきて、耳元で囁かれたんだ。

「もう、彼を奪えない…」それ以来、その声は聞こえなくなったけど、妹は彼女に謝りたい気持ちでいっぱいになってさ。不思議と、それ以降妹の嫉妬は消え去って、兄と彼女の関係もますます良くなったんだ。でも妹にとっては、あの恐ろしい出来事が心に深く刻まれてるから、夜はまだ油断できないみたいでね。

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